世界のスターテニス選手 ロジャー・フェデラー

サーブ

ロジャー・フェデラーはスイス出身のテニス選手で2003年にウィンブルドンを制し、グランドスラム大会初優勝を点すると、翌2004年には世界ランキング1位となり、2006年には全仏オープンを初優勝しグランドスラム全大会制覇を成し遂げるだけでなく、グランドスラムにおける最多優勝、最多勝利数などの記録も多く持っており、史上最高のスタープレーヤーとの呼び声も高い選手の一人です。

なお、フェデラーを語る上で欠かせないのがライバルのナダルですが、2006年から2008年までのウィンブルドンと全仏オープンの決勝カードはすべてこの2人で、その試合内容も歴史に残るような名勝負が多く、ジョコビッチが登場するまで、テニス界はこの2人の時代がしばらく続いていました。

また、フェデラーのプレースタイルですが、ベースライン上でのフォア、バック、ネットプレー、サービス、レシーブどれをとっても高いレベルにあるオールラウンドプレーヤーです。中でも浅い位置からフォアのライジングショットは大きな武器で、テンポの速いショットは驚異的です。

2013年以降は怪我の影響もありグランドスラム優勝からも遠ざかり、世界ランキング10位落ちも経験するなど不調が続いていましたが、2017年には歴代最多8勝目となるウィンブルドン優勝を飾り、最終的には世界ランキング2位に返り咲くなど再び輝きを取り戻しています。

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世界的なテニススター ラファエル・ナダル

テニスラケット

スペインが誇るテニス界のスーパースターラファエル・ナダルは、1986年にスペインのバレアレス諸島州マナコルにて生まれ、少年時代はサッカー選手としても有望な存在でしたが、叔父がテニスのコーチを担当し、テニスの才能を発揮してきました。そして15歳でプロ入りすると3年後の2004年にはシングルスで初優勝し、アテネオリンピックにもダブルスで出場しました。

翌年の2005年には4大大会の一つである全仏オープンを制覇し、グランドスラム初優勝を飾っています。その後2006年から2008年に掛けて、この全仏オープンを優勝し、全仏4連覇を果たすとともに、全英オープンも準優勝と優勝という成績を残してきました。このことでクレーコートについては抜群の強さを発揮する世界的にもメジャーなテニスプレーヤーになり、2008年には世界ランキング1位となったのです。

ナダルのキャリアハイは2010年で、全仏、全英、全米と4大大会のうち3つの大会を制覇するという偉業をなしとげたのです、その後のナダルは、若手選手の台頭や怪我による休養などが続き、これほどの成績は出せていませんが、怪我から復帰した際には4大大会の1つで優勝するなどいまだ存在感を示しています。

注目のテニスだが硬式テニスと軟式テニスの違いは?

最近、日本選手が大活躍している事で注目が集まっているテニス。実はテレビで見かけるテニスは硬式テニスといってその他にも学校の部活や体育の授業でよく行われている軟式テニスが存在します。

硬式テニスと軟式テニスの違いはまず一つ目にボールの硬さが挙げられます。硬式テニスは硬いボールを使うため、ボールがよく飛びますが。軟式テニスの場合はその逆で力強く打たないとボールが飛びませんし、ボールのバウンドは硬式よりも読みにくいことがあります。また、硬式ボールは後から空気の補充ができませんが、軟式ボールはボールの空気が無くなっても後から補充できるため非常に経済的である利点を持ちます。

次の違いとして、ポイントの数え方です。硬式テニスでは0,15,30,40と得点を数え基本的に4点先取すればゲームを取ることができます。一方軟式テニスでは4点先取こそ硬式テニスと同じですが得点の数え方が0,1,2,3となります。

テニスラケットとボール

また、硬式テニスではワンセットマッチの場合、6ゲーム先取すれば勝利となりますが。軟式テニスでは総ゲーム数の過半数を先取すれば勝ちとなります。

これらの違いのほかにもラケットや打ち方など硬式テニスと軟式テニスは本当に同じスポーツからは派生したものとは信じられないほど大きな違いが存在します。

また、必要とされる能力も硬式テニスでは筋力と体力が求められるのに対して、軟式テニスでは回転したボールに対処するための瞬発力が重要になってきます。